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スレートPCなどタッチPC向けWebブラウザを作ってみた

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前回に引き続き、スレートPC最適化計画アプリの第2弾です。

名付けて、Windowsタッチ端末向けブラウザー、「Touch Browser」。
まんまです。うーセンスなしだな。。。と思いつつ、コード書くのに精いっぱいで名前を考える余裕もなかったのが正直なところでした。
そのうち考えます。

やはり私自身、いちばん使用頻度が高いのがWebブラウザー。これの操作がダメダメだとその端末を使うことがストレスとなり、挙句使わなくなってしまうので、今までの経験を元によさげなUIをと意識して作ってみました。

こだわりポイントは、フルスクリーンアプリであること。
タイトルバーとか指でドラッグとか面倒だし、ウィンドウだといろんな面で不便です。
あとは、ツールバーなど上部に配置されてしまうとページが手で隠れてしまうので、操作パネルはすべて下に配置。
これで作業視野を確保しつつタッチパネルで操作を行えます。これはこの手の端末の基本UIってもんでしょ。
あと、なるべく表示領域を広くしたいので、操作パネルのアイコンは必要最小限にしてあります。

さて、以下がスクリーンショットです。

普通に起動したところです。とてもシンプルでしょ。

タブブラウザーなので、タブページメニューを表示しているところ。
右下の「メニュー」ボタンをタッチすると表示されます。
メインの操作パネルに表示できなかったアイコンもこのメニューの下に配置。


Windows標準のキーボードパネルを表示しているところ。
右から3番目の「キーボード」ボタンをタッチすると表示されます。
この入力パネルに関しては、Windowsの設定にて下部にドッキングするように設定しておくと使いやすいです。

次に、縦表示です。
前回、画面の回転アプリ「Screen Rotator」をリリースしましたが、ブラウザーはページの内容によっては縦横切替を頻繁にできたほうがより便利かなという気がしましたので、Screen Rotator の機能をこのブラウザーにも実装しました。
こちらは、右から2番目の「回転」ボタンをワンタッチで実行できます。

以下が縦表示したところ。

右がもろもろ全部画面に表示したところですね。縦表示にすると9:16なので結構縦長に感じるので、これだけ表示しても余裕っすね。

ブラウザーなので、基本機能はこんなもんです。

実は、まだまだα版なので、未実装機能があります。

[検索機能]
IE9のようにアドレス欄にキーワード入れても検索されません。"? "を入力していただいてからキーワードを入れるとIEで設定している検索プロバイダーで検索しますので、アップデートまではこれでお願いします。

[お気に入り機能]
まだ未実装です。予定ではIEのお気に入りと共用しようと思ってます。

[設定関係]
このブラウザーはIEブラウザーコントロールをベースに作ってありますので、IEの設定ダイアログを呼び出す機能をつける予定ですが、操作性が悪い場合は、アプリ内へ実装します。

[その他]
テストがあまいので、まだまだ安定してません。バグ修正とパフォーマンス改善、シェル拡張なども含めたUI改善などを今後実地テストしながら行っていきます。

そんなこんなですが、IE標準よりはかなり使いやすいタッチインターフェースになってますので、ぜひ使ってみてください。

■■ インストール方法 ■■
今回もインストーラーがありませんので、適当なフォルダに展開して、ショートカットを自前で作ってください。
正式版になるころには設定なども保存しないといけないので、インストーラーがつくとおもいますw

さらに次、第3弾のアプリケーション企画も既に走ってますので、またご紹介させていただきます。

スレートPC向け快適タッチブラウザーアプリ 「 Touch Browser 0.9 」
※ ONKYO TW217 (Windows 7) でInternet Explorer 9 製品版で動作確認をしております。
※ その他の環境では正しく動作しない可能性がありますのでご注意ください。
※ いかなる障害が発生した場合も、弊社としては対応いたしかねますのでご了承の上ご利用ください。
その他、ご意見・ご要望などいただけるとうれしいです。

 


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